前回、税理士事務所のIT度調査を行いました。
同じような士業で、行政書士というのがあります。
行政書士の業務は多岐にわたり、基本的に役所(法務局、税務署を除く)に出す書類を作ってくれたり、相談にのってくれます。
法務局の書類は、司法書士ですし、税務署は税理士です。
まぁ、大雑把な分類ですので、絶対というわけではないのですが、おおよそこんなイメージで合っているでしょう。
昔は、運転免許試験場の前に行政書士の事務所が乱立状態(運転免許申請の書類を作ってくれる)だったのですが、最近は免許試験場の中で簡単にできてしまうので、わざわざ行政書士に頼まなくてもできるようになりました。
でも、許認可の事業とかでは、まだまだ行政書士に依頼したほうがスムーズにいくことも多いので、需要はそれなりにありそうです。
ですが、行政書士さんも競争が激しいですから、特色を出さないと生き残っていけないんじゃないかと思い、では、行政書士はどのくらいIT化が進んでいるんだろうと思い、前回同様、タウンページを使って調べてみました。
今回も全体では12.25%ということで、それほど高くは無いのですが、税理士事務所よりは4ポイントくらい高くなっています。
これは、競争が激しい分、集客に力を入れている結果なのかもしれません。
トップは大阪府の24%ですが、税理士事務所の時と同様に、奈良県が22%といい数字を出しています。
もしかしたら、奈良県って日本でも有数ののIT県なのかもしれませんね。
各県別の詳細はこちらよりダウンロードしてください。
ダウンロードの際に登録などは不要ですから、お気軽にどうぞ。