今回、2つばかり「目標を立てる」方法について話しました。
1つは、マンダラチャートを使った方法。
もう1つは、一人でブレインストーミングをする方法。
どちらも強力な方法ですが、実は、あなたも分かっているように、目標を立てれば終わりというわけではありません。
立てた目標は、それに向かって行動し実行しなければ意味がありません。
そこで、どうすれば行動し実行して、目標に向かって進んでいけるのか。
そのことについて話しましょう。
あなたが、もし、目標に向かって行動できていないとしたら、何故だと思いますか?
忙しいから?
他にやることがあるから?
タイミングを計っているから?
予算が無いから?
いろいろな理由があると思いますが、どれも本当のことでしょうか?
いえ、もちろん、それぞれの理由は本当の事でしょうけど、よく考えてみれば、時間が無いと言いつつも、他に優先的ではないことをしていたりしますよね。
つまり、行動できないのには、様々な理由があると思いますが、どれもすべて嘘・・・というよりも、あなたの本能がそうさせています。
人の無意識は、「行動しないで平穏に過ごすこと」を望んでいます。
なぜなら、行動して失敗して怒られたり、失望されるといった結果から、嫌な思いをするかもしれないと考えるからです。
こうした「恐怖」を避けるには、何もせずに過ごせば、今までと同じ「平和」な暮らしが続くと考えてしまうのです。
しかし、それは「とりあえずの平和」であって、将来的には破綻することが見えていて、だから、目標を立てて改善しようとしているのですが、無意識はそれを先送りにしてしまおうとしています。
では、どうしたらいいのでしょうか。
それは「やる」しかないのです。
でも、目標という大きな単位だとできないから、今回紹介したような手法を使って、小さな単位に分け、行いやすくするのです。
小さい単位であれば、結果がイメージできます。
イメージできれば、そこに向かって行動するとどうなるか分かります。
どうなるかが分かれば、怖くなくなります。
こうして、細分化して行動し、ゴールまでたどり着くのです。
ですが、どうしても一人でやると手を抜いてしまいますよね。
そこで、もう1つ。
それは、誰かに手伝ってもらうこと。
行動すべきことを手伝ってもらうのではなく、きちんとやるか見ていてもらうのです。
これが目標だよと宣言し、こうしてやっていくよと伝えて見ていてもらうのです。
誰かの目があれば、簡単に手を抜くことはできません。
そうしたある種の強制力を用意しましょう。
目標を立てて実行していくことは難しい。
でも、だからこそ、目標となります。
一人ではできない。そんな場合には、私たちもお手伝いします。
いつでも相談してください。