前回、マンダラチャートを紹介しました。
今回は、「一人ブレインストーミング」を紹介します。
とは言っても、これは勝手に私が名付けただけです。
実際、この方法は、私が何か問題を解決しようと思っているときに、よく使っている方法です。
名前から分かるように、ブレインストーミングを一人で行うという方法です。
ブレインストーミングとは、あなたも知っているように、数人で1つのテーマに対して、お互いに意見を出し合う事で沢山のアイディアを出して問題の解決に結び付ける方法のことを言います。
基本的に、複数の人で行うことで多種多様な意見を出すことを目的としていますが、これを一人で行っちゃおうというものです。
簡単に言えば
あるテーマについて、頭に浮かんだことをとにかく紙に書きだしていく
という方法です。
もう少し具体的に言うと
- テーマを決める
- そのテーマの解決策(実現方法など)を考える
- 思いついたことを実現可能性を考慮せずにリストアップする
- リストアップした項目を小テーマとしてさらにブレークダウンする
- 何も思いつかなくなるまで2)~4)を続ける
というものです。
ポイントは、まず紙に書くということ。
紙書くことで、意識が切り替わり集中できます。
そして、書き直しても構わないから、ぐちゃぐちゃになろうとも自分しか読めなくても、殴り書きしていくということ。
きれいに書こうとすると、意識がそちらに行ってしまうので、テーマに集中するために体裁は気にせずに書くことです。
きれいにまとめるのは終わってからすればいいことですから。
こうして書き上げてみると、足りないものや自分がよく分かっていなかったものが炙り出せます。
そうして不足している部分について、さらに考えていくことで、詳細が分からなくて実行できないということが無くなります。
書き上げたものについては、詳細まで見えてきているはずです。
あとは、書き上げた内容を実行していくだけです。
実際、やってみるとかなり細かくブレークダウンすることができます。
細かくブレークダウンすると、何を行えばいいかということまで書くことになるので、そのまま実行項目リストができてしまいます。
私もそうやってToDoリストを作ることがよくあります。
また、この方法で、見落としている点やあまり考えずにいた点などが見つかるので、準備不足のまま始めることが少なくなりました。
前回のマンダラチャートと合わせ使うとより強力に目標達成能力が高まるでしょう。
ぜひ、試してみてください。