先日、税理士事務所が生き残るための方法について、記事を書きました。
上記の方法は、いわゆる「士業」の方にはそのまま使えると思いますが、では、税理士以外のビジネスの場合はどうでしょうか？
記事を読んでいただければ、分かると思いますが、そのままというわけにはいかなくても、あなたのビジネスに応用できる部分が多くあることに気づかれたと思います。
例えば
- 価格戦略を取るのか
- 付加価値アップを行うのか
ということなどは、どんなビジネスでもあることですよね。
そして、多くの場合
安く、いいものを提供すれば、顧客はついてきてくれる
と思っています。
確かに、そうでしょうが、それは体力・資本力が続けば…です。
経済産業省及び総務省の統計によると、日本の421万企業のうち99%が中小企業・小規模企業で、従業員数を見ても、7割以上が中小・小規模企業です。
そうした中小・小規模企業が、大手の資本力に勝つのは難しく、また同じ中小企業同士でも、より大きな企業の方が勝つのは当然推測できます。
ですから、私たちは、高付加価値戦略を取るべきなのです。
その高付加価値戦略の第一歩が「ブランド力を高める」ということです。
ブランド力と言っても、グッチやヴィトンのような世界的なブランドを作るということではなくて
〇〇だったらあなたの会社
というような強みを作るということ。
これができれば、集客も売り上げアップも容易になってきます。
では、そのために何をするか。
それは、あなたのビジネスによって、あなたの経営している会社によって異なってきます。
税理士の生き残り策としては、セミナーや勉強会の開催によって、先生としての価値を高めることを提案しましたが、あなたのビジネスでも、同じ方法が取れるかもしれません。
例えば、サロン系であれば、同じように「勉強会」とか「ミニスクール」という方法が取れるかもしれません。
八百屋であっても「おいしい野菜の見分け方セミナー」のようなこともできるかもしれません。
そこは業種・業態によって、様々ですので安易に「とにかくセミナー」と飛びつくことはお勧めしませんが、あなたの知識を知りたがっている人はいるはずですので、そうした人にアプローチできるのであれば、セミナーは有効な手段でしょう。
こうした方法を模索する場合、一人で考えていてもなかなか思い浮かばないですし、思い浮かんだことが本当に求められているかというのは第三者の意見を聞いてみないと分からないものです。
ですから、もし、生き残る方法を探したいということであれば、私たちに相談してみてください。
あなたに適した方法が見つかるかもしれません。