税理士にもコピーライティングは必要?

税理士もインターネットで集客したり、チラシを配ったりしていますが、それでも顧問先を獲得するのに苦労しています。

そんな時にふと思うのが、ネットで集客しているけど、きちんと集客できる文章が書けているのか?ということ。

集客できる文章、つまり顧問先となりそうな人・顧客候補にアピールする文章を書けるかということですが、まぁ、文章の得意な税理士はさほどいないのではないでしょうか。

というのも、税理士の作る書類は、税務書類が主なもので、それらは数字、そして理論により構成されているものです。

きちんと、法律に基づいて構成されていて、矛盾が無いかということが重要視されます。

それに引き換え、集客できる文章と言うのは、理屈だけではなく感情に訴える必要も出てきます。

そうしたときに必要と思われるのが、コピーライティングですが、果たして税理士にそこまで必要でしょうか。

顧問先を獲得するための集客する文章は、基本的な構成があって、それに則って書けば、コピーライティングと言うほどの能力が無くてもいいと考えています。

でも、単純に、記帳代行をしますよ。顧問料はいくらですよ。というようなことを書いても、他の税理士事務所と同じになってしまって、あなたの税理士事務所に頼むメリットが感じられません。

そこで、あなたの税理士事務所に依頼するメリットが感じられるような文章にする必要があるわけです。

その手法として、よく言われるのがAIDAとかAIDMAという手法です。

例えば、AIDAの場合、問題提起をして注意(Attention)を引き寄せ、興味・関心をあおり(Interest)、そのサービスを欲しいと思わせ(Desire)、申し込んでもらう(Action)という一連の流れをなぞって文章にし、サービスの申し込みに繋げていく方法です。

税理士の場合、申し込んでほしいのは、顧問契約ですが、いきなりホームページから顧問契約を申し込む人はいないでしょう。

ですから、まずは問い合わせの依頼をしてもらうのが目的となります。

問い合わせ依頼をしてもらうためには、あなたの税務サービスに関心を持ってもらわなければなりません。
ですから

  • あなたの税務サービスに繋がる何か問題提起をして
  • その問題を放っておくと、こんな困ったことが起きてしまいますよとあおり
  • その問題を解決するには、こんなサービスがありますよと解決策を提示して欲しいと思わせ
  • まずは問い合わせしてみて、あなたの問題が解決できるか確認してみてくださいというように行動してもらう

というように仕向けるわけです。

まぁ、あおるとか仕向けるとか、ちょっと言葉は悪いですが、要はそういうことです。

こうした文章を書くことで、顧客候補の人たちに、気づいていなかった問題点を気づいてもらい、放置しておくととんでもないことになってしまうことを伝えて、そうならないように、あなたのサービスを使ってもらうのですね。

このようなパターンであれば、高度なコピーライティングの力は要らないので、ちょっと文章が苦手な税理士でも、問い合わせの取れる文章が書けるようになります。

もし、文章を書いても反応が悪いなーと感じているのであれば、ちょっと試してみてはいかがでしょうか。

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