TVのニュースなどでも見た人がいるかもしれません。
このGW中にサイドビジネスのためのセミナーが盛況だったそうです。
なぜ今、サイドビジネスをする人が増えているのか?
まず、1つの要因として、インターネットで個人に仕事を仲介するサービス増えているからです。
例えば、ランサーズなんてそうですよね。
そのため、自分のスキルを使って、副業的に仕事を受ける人が増えています。
実際、ランサーズの調査では、2018年で744万人もいるそうです。
それに比べて、総務省の統計によると、就業者数は6562万人ということですので、約11%の人が副業をしているということ。
つまり、大体10人に1人くらい。
そして、こうした状況に厚労省も「副業・兼業の促進に関するガイドライン」というのを発表しています。
このガイドラインには、就業規則の例が載っているのですが、そこでは「勤務時間外に副業ができる」ことが書かれています。
こうしたことやいわゆる働き方改革により、より生産性を高めて日本社会を発展させるには、副業などを利用してより人材を生かしていくべきであるという考え方が浸透してきています。
そうした中で、あなたも副業・サイドビジネスに関心を持っているかもしれません。
IT系の職種というのは、スキル的に副業をしやすいのですが、IT系でなければ副業が出来ないわけではありません。
それ以外の職種でも、何らかのサイドビジネスを行うことができますし、そもそも今の職種を利用しないといけないわけでもありません。
今とは違った興味のある仕事を副業にすることもできます。
そして、ここにビジネスチャンスがあります。
例えば、仕事は事務系だけど、プログラミングの副業がしたいという人に、システム開発の知識を伝える講座を開くとか、副業が軌道に乗ってきた人のために、税務申告の相談を受けるとか。
つまり、「副業をする」のではなく、「副業をする人をサポートする」というビジネスが考えられます。
これから、副業が広がっていけば、より様々な関連したビジネスが出てくるでしょうから、今あなたが考えているビジネスも脚光を浴びるかもしれません。
ここのところ、税理士向けの記事を書いていたから、言うわけではありませんが、税理士や行政書士もチャンスですよね。
税理士であれば、副業で収入が増えた人のために確定申告や税務相談を受けることで顧客が広がりますし、行政書士も会社設立や許認可の依頼が来るかもしれません。
今のうちにアンテナを張っておくといいですね。