税理士・税理士事務所のホームページ所有率

先日、インターネットタウンページである業種のジャンルを見ていた時の事。

あれ?
思ったよりも、ホームページやメールアドレスが出ていないな。

 

最初は、たまたまだと思っていたのですが、そうでもなさそう。

もしかしたら…と思って、税理士・税理士事務所について調べてみると、やはりホームページやメールアドレスを持っていないところが多い。

中には、メールアドレスはあるけど、タウンページには載せていないという税理士いると思いますが、それだとせっかくのタウンページが有効活用できないので、本当に無いのかなとも考えました。

例えば、神奈川県で言うと、1797件の税理士事務所が登録されていますが、メールアドレスが分かるところは、ざっと数えたところ、163件でした。
つまり、10%ほどしかありません。

実際、ホームページが掲載されていない税理士事務所を検索してみましたが、やはりホームページはお持ちでは無いようで、税理士の紹介サイトや町情報のサイトしかヒットしません。

まぁ、紹介などの人間関係をベースに業務を広げられている税理士の場合は、あまりウェブを使って顧問先を獲得しようとする気はないのかもしれないのですが、今時ホームページも無いのは残念な気もします。

というのは、私は、税理士や社労士などの士業の方々でも積極的にITを活用して顧客を増やすべきだと考えているからです。

今、何かを知りたい・調べたいとなったら、まずスマホで検索する・パソコンで検索するという時代です。

そうした中で、検索されない状態というのは、「今」の状態で固定してしまって、未来を求めないということと同じだからです。

ホームページは星の数ほどありますが、その星の中にも入っていないのでは、望遠鏡にもひっかかりません。

でも、望遠鏡に引っかかれば、新たな新星として発見してもらえるかもしれません。

そのためにも、ホームページは無くてはならないのでは?と考えています。

 

今では、低価格でホームページを制作してくれる業者もいますし、勉強すれば業者に頼まなくても自分でも作れてしまいます。
ホームページを維持するのにも大したコストがかからないのに、どうして用意しないのかと感じます。

 

だって、ホームページがあったって、客は増えないし。

 

そういう声が聞こえてきそうですが、それはホームページを持っているだけで活用していないから。

きちんと活用した企業や商店は、顧客や売り上げが増えているところも多いです。
活用しないのであれば、確かにホームページは要りませんね。

でも、ちょっと考えてみてください。

あなたの顧客も必ずしもずうっとあなたと取引してくれるとは限りません。
昔からの顧客だけでやっていくということは、取引先が減ることはあっても増えることはありません。
紹介してもらう?
紹介してもらった企業が、あなたと取引する保証はありませんし、もしかしたら、自分たちで探すかもしれません。

つまり、何らかの方法で顧客・顧問先を掴まないと、先細りになってきてしまうのです。

そうならないための、1つのツールとしてホームページがあります。

先ほど、10%くらいしか見つからなかった言いましたが、つまりこれは、他の事務所に差をつけるチャンスでもあります。

もし。
まだ自社のホームページが無いようでしたら、一度検討してみてはいかがですか?

 

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