税理士が新規顧客を集客する方法

新しい顧問先を集めようと思ったときに、まず、あなたがどんな会社を顧客としたいのかを考える必要があるということは、前回の記事で話しました。

あなたが求める顧客がイメージ出来たら、今度はそうした顧客を集める必要があります。

町工場にも得意不得意があるように、税理士事務所にもやはり得意な分野というものがあります。
中には、オールラウンダーのような税理士もいるでしょうけど、例えば、相続問題を多く扱っているとか、既存の顧問先に個人事業主が多いとか、飲食店が多いとか、何らかの傾向があるでしょう。

そうした、あなたの得意分野が求める顧客にどう響くか。

これを考える必要があります。

例えば、あなたの既存の顧問先が主に会社であるとして、今回会社相手のビジネスでは競争も厳しいから個人を相手にしたいなと考えたとしましょう。

そうした場合に、もし、あなたが相続関係の税務に長けていれば、相続税を少なくする方法を武器にして個人の顧客を集めることができるかもしれません。

また、逆に個人相手が多いので、企業向けを強化しようと考えているのであれば、個人の例ですがと前置きしつつ、節税した実績が使えるかもしれません。

ポイントは、いかに相手に響くかというところです。

良く「メリットを伝えて」とか言われますが、そのメリットを伝える前に話を聞いてもらえる状態にしなければなりません。

その「話を聞いてもらう」には、興味をひかないとダメですよね。

興味を引くためには、そのひとの心に響くようなテーマが必要になってきます。

そこで、新しく顧問先にしようする相手をイメージして、何が響くのかを考えるのです。

つまり、響くテーマを、キャッチコピーにして集客を行います。

 

まぁ、こう簡単に言いますが、やってみるとなかなか大変です。

まず、新しく顧問先にしたい顧客のイメージを作るのが難しい。
一人で考えていても、何がいいのか分からない。

そして、イメージ出来た顧客と自分の得意分野をどうやって結びつけるかも考えないといけません。

でも、じっくりと考えれば、多少の時間はかかるかもしれませんが、必ずできます。

 

さて。
獲得したい顧問先のイメージもキャッチコピーもできました。

あとは、集めるだけ。

とは言っても、あなたもご承知のように、集めるのが大変。

…ではありますが、簡単にできる方法があるんです。

 

それは何かというと。

広告を使うこと。

はっきり言って、費用をかければ、よほどの大人数でもない限りは集めることはできます。
そして、集まってきた人たちに向けて、セミナーや勉強会の告知をして申し込んでもらいます。

勉強会に参加してもらうのですから、あまり遠くの人に宣伝する必要はないので、地域を絞って広告を打てば、その分安くつきますし、勉強会ですから、大勢申し込まなくても、例えば5人くらいでもOKです。

そして、今回も目的は、「とにかく来て、話を聞いてもらう」こと。

実際に会うことが目的です。

 

だって、いきなり「私と顧問契約してください」と言って契約してもらえるとは思っていないでしょう?

まずは、あなたを知ってもらって、あなたという税理士の魅力を感じてもらう。
そして、相手の悩みや不満、問題点をクリアしてあげて、役に立つことを知ってもらう。
顧問契約は、その後です。

そのためにも、実際に会うことを優先しましょう。

なので、「勉強会やセミナーで儲けよう」とは考えずに、必要経費の一部と割り切りってください。

こうして、広告を使って勉強会へ誘います。

広告なんて、お金かかるじゃん。

そう思う人は、自分で集めることもできます。

お金をかけない場合は、多少の時間はかかりますし、あなたの手間も増えますが、集めることはできます。
その際も、勉強してあなた一人で集めることもできますし、私たちの手を借りて、もっと効率よくすることもできます。
それは、どちらでも大丈夫です。

ですが、もし、効率よくやりたいのであれば、以下のボタンをクリックしてご相談ください。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です