リアルの店舗では使いやすい時間による差別化ですが、でもインターネットを使ったビジネスでは難しそうですよね?
そもそも、インターネットを使ったビジネスのメリットの1つに
いつでも・どこでも
サービスが受けられる・申し込める
というのがあります。
インターネットの世界では、夜になって、あなたが仕事から帰ってきて、一息ついた深夜でもネットで買い物をしたり何かサービスの申し込みをすることができます。
しかも、あなたの住んでいるところが、都会でもあるいは農村地帯でもどこに住んでいても関係ありません。
そうした時間に制限のないインターネット上のビジネスで、時間を使った差別化は出来るのでしょうか。
条件付きですが、「できる」と言えるでしょう。
例えば、ネットショップ。
多くの場合、「午後3時までのご注文は翌日発送」などといった文章をネットショップで見ることがあります。
Amazonプライムでも、いつ注文しても翌日届くわけではありませんし、アスクルだってそうです。
つまり、ネットショップの注文では、翌日発送あるいは翌日配達を行ってもらえる期限の時間があります。
こうしたネットショップが多い中で
24時間即時発送
を謳う店が出てきたら、ちょっと気になりませんか。
では、実際にそんなことが可能なのでしょうか。
例えば、クロネコのヤマト運輸では、24時間受付直営店というのがあります。
もし、近くにこうした直営店があれば、そこに持ち込むことで即日発送が可能になります。
正確には、「その日に運送会社へ渡す」ということになりますので、その辺はきちんとWeb上に記載しなければいけません。
ですが、こうした方法を取れる地域でネットショップを運営しているのであれば、あとは昼間スタッフと夜間スタッフがいれば対応できることになるでしょう。
もちろん、上記の例は、細かな設定は無視していますので、現実に行おうとしたら、様々な課題が出てくるかもしれませんが、それでも、「出来ない」わけではありません。
このようにインターネット上のビジネスでもやりようによっては、時間を使った差別化もできるわけです。
あるいは、あるオリジナル商品を、販売時間を限定することで話題性をつけたり、希少性をつけることができます。
希少性というのも差別化の1つですから、時間をコントロールすることで、やはり差別化を行うことができます。
あなたのビジネスの中にも、こうした時間の差別化をすることができる商品・サービスがあるかもしれません。
もし、あなたのビジネスに何か時間による制限があって、それが業界の常識であるなら、そこを突くことで差別化のヒントが得られるかもしれませんね。
一緒に、あなたのビジネスの差別化ポイントを考えてみませんか?
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