セミナーを開きたい

ちょっと顧問先の売り上げも減っているし、なかなか顧問料も増えていかないな。
ここらで新規の顧問先を獲得しないとダメかな。

と考えて、セミナーでもしようかなと思っている税理士の方。

セミナーを開きたいけど、どうしていいか分からないし、参加者が集まるのか、人前で話なんて…と不安を感じている税理士も多いのではないでしょうか。

そこで簡単にできるセミナーの開き方を紹介しましょう。

誰を呼びたいか決める

まず、誰を呼びたいか、どんな人に来てほしいかを決めます。

起業を考えている人を狙うのか、それとも不動産とか士業とか特定の業種を狙うのか、どういう人に向けてセミナーをしたいのかを考えます。

この時、顧問先の中に該当する社長がいれば、やりやすいです。

テーマを決める

誰を呼びたいかを決めたら、その人に何を伝えたいかを決めます。

当然、話を聞きに来てくれなければならないので、その人が興味関心を持つようなテーマにしなければなりません。

起業しようと考えている人は、相続をテーマにしたセミナーには参加しないでしょうし、既に会社経営をしている人に、起業セミナーをしても無意味でしょう。
少なくとも、「今聞きたい」とは思わないでしょう。

ですから、対象とした人が関心を持つようなテーマを決めます。

日程を決める

セミナーを開催する日を決めましょう。

いつでもいいのですが、来週とかあまりにも近すぎる日程は当然のごとく止めてください。

1か月以上3か月以内くらいの日程がいいですし、呼びたい人たちが参加できそうな曜日・時間帯がいいです。

社長の予定を考慮すると3か月先くらいがいいと思います。
あまり遠くの日程だと、「また近くなったら考えよう」となってしまい、近くなった時には忘れてしまっているので参加してもらえません。
1か月前では、既に予定が埋まっていることもありますしね。

場所を決める

開催場所を決めましょう。

もし、あなたの税理士事務所に会議室があるなら、そこで行いましょう。

事務所に使える会議室がない場合は、外部に用意することになりますが、この時、注意したいことがあります。
それは

しょぼい部屋は使うな

ということです。

お金がかかるから、安い貸会議室を使おうと思うかもしれませんが、それは止めてください。

多少、お金がかかっても、見栄えの良いビル・会議室を選んでください。
できれば、ホテルの会議室なんてお勧めです。

なぜなら。
参加者は会議室を見て、あなたを見定めるからです。

もし、あなたがセミナーに参加して、そこが薄暗いビルの一室だとしたら、どう感じますか?
このセミナー怪しいなとか、大したことないなと思うことでしょう。

そう思われないためにも、用意しようと思っている会議室は一度見に行ってみてください。
ここへ来たらどう思うか自分で感じて、納得できる場所にしましょう。

参加者を募る

日程も場所も決まったら、参加者を集めます。

とは言っても、そう簡単に集まらないことの方が多いです。
ですから、最初から大人数のセミナーにはせずに、勉強会レベルのセミナーを行いましょう。

勉強会であれば、参加者が1名でも構わないですし、5名も来たら成功レベルです。

ところが実際はネットで告知とかしても1名も集まらないなんてことはざらにあります。
そこで、まずは顧問先の社長に声をかけてみてください。
一緒に友人の社長や付き合いのある社長もつれてきてもらって複数で参加してもらうといいですね。

もちろん、ネットでの告知もします。
出来る限りの集客手段は取ってください。

開催する

後は当日を迎えるだけです。

それまでに資料や練習は行っておきましょう。
当日は、可能であれば、スタッフに手伝ってもらうのもいいですが、あなた一人だけでも問題ありません。

と。
こんな感じで行えます。

意外と簡単でしょ?
実際、私もこうした方法で、何回かセミナーを開催したことがあります。
集客できず、0名での開催になったこともありますが、それはそれである種の経験・ノウハウですし、悲しい思い出として記憶の片隅に追いやってあります。

あなたも一度やってみてはいかがですか。

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