社労士(社会保険労務士)が顧問先を開拓して売り上げをアップする方法の1つがホームページの活用ですが、それ以外の方法は無いのでしょうか。
社労士というと、何をやっているか分からないという経営者もいるくらい、今一つ業務内容がよく分からない。
ですが、昨今の働き方改革で、社労士の重要性は高まってきています。
大手企業だけではなく、中小企業でも、従業員の採用促進や退職率を下げるためにも社労士ができることと言うのはたくさんあります。
ですが、そうしたことを知らない経営者が多い。
だから。
そうした経営者に、社労士の業務をアピールしなければなりません。
とは言っても、「社労士ってこんなことしているんですよ。顧問契約しませんか?」と電話をかけまくっても、成約どころが話も聞いてもらえない。
じゃあ、どうするかというと
セミナー
これですね。
前回の税理士の場合もセミナーをお勧めしたのですが、社労士の場合は、もっと積極的な活用をします。
つまり、「働き方改革」や「零細企業の退職対策」とか「若者が就職したくなる会社作り」とか、そういった経営者が興味を持つ内容でセミナーを開きます。
で、このセミナーでは、単に話をするだけではなく、相談会も付けます。
セミナーで話を聞いてもらって、その後に個別相談を実施する。
この二段構えで実施します。
セミナーに参加する経営者は勉強熱心ですし、参加するということは自社においても改善したい点がある可能性があります。
そうしたことを個別相談でアドバイスするのです。
場合によっては、個別相談で、単発の依頼として受けてもいいでしょう。
単発の業務でメリットを感じてもらえれば、顧問契約に繋がっていく可能性が高くなります。
個別相談が難しいようであれば、事例集を作って配布する方法もあります。
他社ではこんな効果が出ましたというのは、誰しも興味があるところですので、そうした事例をアピールすれば、「うちの会社も…」と感じてもらえるでしょう。
分かりづらい業務だからこそ、事例や個別相談を使って、具体的に何ができてどう変わっていくのかをイメージしてもらうことが大事です。
こうしたセミナーや個別相談を行って、見込み客からクライアントにしていくことを狙ってみてください。