実際に、社労士や税理士は、どんな営業をかけてきているのでしょうか?
先日、社労士からメールDMが来ましたので、それを例にとって何が足りないのか、説明していきます。
実は、この社労士の方は、今までに何回かDMを送ってきてくれています。
弊社の都合により、面談などのアクションは取っていないのですが、忘れないような周期で送ってきてくれています。
ここで、本文を全文晒すわけにはいかないので、ポイントだけを追っていきましょう。
まず。
最初に挨拶。
自分がどこの誰で、何のためにDMを送ったかが書かれています。
情報交換並びにご挨拶を兼ねて、一度、ご説明の機会を頂けないでしょうか?
情報交換というのがいいですね。全体的に好感の持てる文章で、良いと思います。
で、ここから、こういう場合に社労士が役に立ちますよということが書かれています。
例えば。
- 良い助成金があれば積極的に利用したい
- 就業規則、労務管理、退職金制度を作成、見直したい
- 社会保険、労働保険、給与計算の手続きを代行して欲しい
というようなことが列挙されています。
なるほど。
こういう時に社労士にお願いするんだねということは分かるのですが、それまで。
そこから、「じゃあ、会ってみよう」という感じにはなりません。
ここで、こうした例示するのはいいのですが、残念ながら社労士の業務は、理解されていないことも多くて、中小企業・零細企業の社長にとっては、「何?それ?」ということもあります。
ですから、こうした「~したい」という例示では響きません。
なぜなら。
社長自身も「こうしたい」という欲求が分からないからです。
ですから、そうした欲求を分かるようにしてあげないといけません。
じゃあ、どうするかというと、こうした「~したい」ではなくて、具体的な困っている例を出してあげます。
- ・開発している商品について、何か支援が欲しいと思いませんか
- 退職した社員から労働基準局に訴えられるケースが増えています。社内制度に問題が無いかチェックしてみませんか
- 社会保険や雇用保険の手続きをするのが面倒だったり、時間が無くて後回しになっていないですか
こうした方が、社長にとってはイメージし易いですよね。
イメージが出来ると、自分の事業やビジネスに置き換えることが出来るので、具体的に自社に当てはめてみるとどうなるのかが分かって、より響くことになります。
さらに、これらのことについて、社労士に依頼するとどうなるのかをイメージできる内容が含まれているといいでしょう。
DMでは、こういった悩みに真摯に対応しますよということが書かれていて、さらに、いつでも連絡くださいと締めて終わっています。
このDMの反応率は分かりませんが、上記の点を改善するとより効果的なDMになるのではないかと考えています。
どうでしょうか。
あなたが送っているDMと同じですか?それとも違いますか?
あなたが自分のDMを一人で改善できるのであれば、それに越したことは無いのですが、いくらか別な視点からの支援があった方が、よりよいものになるでしょう。
もし、そうした支援が欲しいと感じたのであれば、まず、無料相談を受けてみませんか?
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