前回、「税理士が売上アップする方法」について話をしましたので、今度は社労士さんの場合を考えてみたいと思います。
まぁ、基本的には同じなのですが、社労士の場合は、売り上げをアップさせるなら、プラスして行わなければならないことがあります。
ちょっと、考えて欲しいのですが。
社労士、つまり、社会保険労務士って、何をする人か知られていると思いますか?
あなたも実感しているように、意外と知られていません。
名前は知っていても、じゃあ、社労士が何をしてくれるのか、何をお願いすればいいのかということは、あまり知られていないのです。
それに引き換え、税理士の場合は、経理を見てくれて決算をやってくれるというように、依頼する業務がイメージできますけど、社労士の場合はそれができません。
ですから、税理士と違って、社労士の場合は、「何をするのか、それによってどう変わるのか」ということを分かりやすく打ち出さないといけないのです。
つまり、あなたの仕事を宣伝する必要が出てきます。
宣伝とは言っても、広告を打つとかチラシを配るとか、そういうことではなありません。
インターネット上では、多くの人が様々なことで困っていて、その解決策を探しているわけですが、その中には、社労士だからこそ解決できることがあります。
困っている人は検索して解決策を探すわけですが、そのときに、社労士であるあなたのホームページがヒットして、内容を確認し、問題解決には社労士の力が必要だと分かれば、もしかしたらあなたに依頼するかもしれません。
税理士が比較的簡単なキーワードで上位表示を目指すのに対して、社労士の場合は、解決できる問題ごとのキーワードで上位を目指さなければならないので、そこが違うところです。
でも、社労士が売上アップを目指すのであれば、ここは外してはいけないところです。
「地域+社労士」で検索するのであれば、その社長は社労士の必要性を感じているということなので顧問契約につながる可能性は高いですが、社労士の仕事内容が広く認知されていないので、これを期待するのは抜けが大きくなります。
そこで、「困っていること」や「地域+解決策」で検索結果に表示されるようなホームページやブログのコンテンツ(記事)を作っていく必要があります。
ここでも、前回同様、「売上アップの法則」を意識して、アクセス数と成約率の向上を目指します。
特に、先に述べたように、解決策を提示して社労士が役立つことをアピールしなければなりませんから、方法としてはブログが一番いい方法でしょう。
ですから、売上をアップするには、ホームページにブログを組み込んで、どういうときが社労士の出番なのかを分かりやすく、メリットを訴えつつ書いていきましょう。