あなた、とんかつ好きですか?
私は結構好きなんですよね。
まぁ、それでも毎日食べるわけでは無いですけど、見ると食べたくなってきます。
もし、とんかつ屋に入って
特上とんかつ定食 ¥1,800
上とんかつ定食 ¥1,100
とんかつ定食 ¥800
とあったら、どれを選びますか?
実は、大抵の人は真ん中を選ぶようです。
さて。
今回はとんかつの話では無くて、どうしたら価格を上げられるかという話をします。
売上をアップさせるための方法の1つとして、値段を上げるという方法があります。
しかし、値段を上げる、つまり値上げというのはどうしてもやりづらいですよね。
もしかしたら、お客さんが離れていってしまうかもしれないという不安が頭を過ぎります。
でも、どうしても価格を上げざるを得ないということもあります。
そうしたときに、どうしたらいいか。
勘のいいあなたなら、もうお分かりですよね。
そう。
とんかつと一緒。
いわゆる「松竹梅」の価格の商品を用意するのです。
この時、「竹」に該当するのが、今まで販売していた商品とその価格です。
そして、その商品にかかる手間を省いたものを「梅」として価格を下げて作ります。
「松」は、当然価格を上げたものになるわけですが、この時、単に価格を上げるのではなく、+αをつけます。
それは、特別なサポートでも何でもいいのですが
例えば、映画やアニメのDVDやブルーレイで「初回特典版」ってあるじゃないですか。
あるいは、「Boxセット」でもいいのですが、ああいうちょっと普通とは違う装丁にしてあげるというのも特別な何かになります。
つまり、モノをつけるとかそういうことではなくて、「松」を購入した人は他の商品を購入した人とは違う、1クラス上なんだということが感じられるようなものにするのです。
こうして、松竹梅の価格帯の商品を用意すると、多くの人は真ん中の「竹」を購入するので、今までと変わりませんが、一定の割合で「松」を購入する人がいます。
この一定の割合でいる「松」購入者のおかげで全体の売り上げがアップするという仕組みです。
もちろん、「梅」を購入する人もいますが、その「梅」商品は手間を省いたりしているので、コストもかからないようになっていますから気にする必要はありません。
このように、3つの価格帯の商品を用意することで結果的に値段を上げて売り上げをアップさせることができます。
もし、あなたが値段を上げようと考えているのでしたら、この方法取ってみてはいかがでしょうか。
もう少し、売り上げアップについて知りたいのでしたら、お気軽にお問い合わせください。